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主にカードゲームのブログ

クソデッキ Part47『マニフェストXXII』

 (♪『ミュージックプランクトン』/ SAKANAMON)

 

 

どうも、ジョレです。

 

少しフライング気味ですが、今回は王来編2弾で収録される禁時混成王 ドキンダンテ XXⅡ》を使用したデッキです。

 

 

 

 

 

 

◇構築

マニフェストXXII』

1 x ラッキー・ダーツ

1 x ロジック・スパーク

3 x 天災 デドダム

4 x ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング

1 x ホーガン・ブラスター

4 x 聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ

2 x 「祝え!この物語の終幕を!

1 x ドレミ団の光魂Go!

4 x キング・マニフェスト

4 x 天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー

1 x 龍風混成 ザーディクリカ

1 x 獰猛なる大地

1 x 聖魔連結王 ドルファディロム

1 x 黒豆だんしゃく/白米男しゃく

1 x 砕慄接続 グレイトフル・ベン

4 x 禁時混成王 ドキンダンテ XX

2 x 偽槍縫合 ヴィルジャベリン

4 x スペリオル・シルキード

 

◇概要

ドキンダンテがなかなか陰湿な楽しそうな動きをしそうだったので、とりあえずキューブ系やビッグマナ系に突っ込んで試してみたのですが、キューブは性質上デッキ内のクリーチャー比率が高くなってしまったり、ビッグマナはドキンダンテで唱えたい高コスト呪文をマナカーブの関係で枚数を増やしにくかったりするためドキンダンテが着地しても唱える呪文を手札に確保するのが難しいという問題に直面してしまいました。

多くのシーンではドキンダンテの着地に成功してもしばらくはちょっと強いドローソース程度にしか活躍できなかったのです。もちろん、汎用性の高いSSSや水捲くナウと言った呪文なら枚数を増やせますし、それらでも十二分に強力なのですがそれならばドキンダンテよりもザーディクリカで事足りてしまいます。

 

では、どうするか。ふと思いました。

 

「ドキンダンテを踏み倒せるドキンダンテで踏み倒す呪文を踏み倒せば良いのでは???」

 

つまり、クリーチャーではなく高コスト呪文を固めてそれらを捲って踏み倒すアクションを軸にすれば自然にドキンダンテで唱える呪文を確保できるのではないか、という考えが浮かんだのです。

そして、その呪文もドキンダンテや他の高コストクリーチャーを踏み倒せるものにすれば、早期に<ドキンダンテ+重量級呪文>の布陣を敷くことが可能になり圧倒的プレッシャーでゲームを制することができるはず、、、。

 

以上のような経緯で組んだのが今回のデッキです。

 

◇動かし方

ブーストやサーチを含めた4.5ターン目までの大まかな動きのパターンは以下の通りです。

概要にも書いたように、基本的には①呪文踏み倒し→②踏み倒し呪文の順でプレイし、大型クリーチャーを出します。ただし一部、呪文以外も出せるカードで直接クリーチャーを場に出すルートもあります。

 

大まかなパターン

①呪文踏み倒しまで

・デドダム → ナウオア+マニフェスト

・デドダム → ホーガンブラスター

・ロジックスパーク → ダーツ

・STドレミ団 → ナウオア+マニフェスト

・ロストパラダイスワルツ → ホーガンブラスター / ロストパラダイスワルツ / マニフェストetc...

・(ウォーターゲイト → 祝え+マニフェスト)

 

②踏み倒し呪文→大型クリーチャー

・ネオンジオング/獰猛なる大地

 →ヴィルジャベリン

 →シルキード ドキンダンテ etc... (1)

・ロストパラダイスワルツ →ドルファディロム / グレイトフルベン

 

ポイント

-マニフェストは手札から踏み倒すので手札に抱えておくこと。

-大型クリーチャーはマナから踏み倒すので優先的なマナに置くこと。

-とこしえの超人が出てきたらすべてを諦めてまともな人生を歩んでいきましょう。

 

◇各カード解説

-《ホーガン・ブラスター》

どんなクリーチャーでも呪文でも運さえ良ければ出せる運ゲーの権化みたいな呪文。このデッキだと半分以上がアタリか再抽選なのでかなりエグい働きをします。しかも、そんなものにも律儀にSトリガーが付いちゃっているので相手がうっかりシールドから引いてしまったときはまあまあ酷い光景が見れますなんでまだ使えるんですかね。

ミステリーキューブと異なり、呪文を踏み倒せるため呪文比率を高めても全く問題ないのも恐ろしく、そのおかげでドキンダンテで唱えたい呪文を確保しつつ安心して捲りにいけます。

ちなみに以前、ドラフトで遊ばせてもらった時に「プール的にフィールド積み得じゃんw」と言いながらこれでフィールド捲ったのはいい思い出です。

 

-《キング・マニフェスト

-《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》

2枚ペアでホーガンブラスターを再現します。向こうは1枚のみなので、どちらかといえばこの組み合わせがメインです。だからなんでトリガー付いてるのよ。

コンボはシャッフ5宣言で止まるものの、マニフェスト単体の召喚自体は止められないのでブーストして頑張る選択肢を取ることもできなくはないです。

 

-《ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング》 / 《獰猛なる大地》

-《スペリオル・シルキード》

通称「シルキード砲」(1)。 

この部分はのまろかさん(@Wasshoiexpress)の記事を参考にさせていただきました。(デッキは大分別物になってしまったのでその辺はすみません、、、)

この2枚の呪文は元々ドキンダンテから唱えられる呪文の中でも使いやすい方なのですが、シルキードを組み合わせることにより<盤面処理+コスト10以下(文明制限なし)踏み倒し>と、最終的な出力が桁違いなものになります。他の呪文だと墓地にパーツが必要だったり、踏み倒しの不純物になったりして中々ここまでしっくりこないので、相当すごい発見だと思います。

なお、ドンドフラーイはデドダムからマニフェストへ繋ぎたい場合やシルキードが単体で捲れしまって退かしたい場合に、たまーに使うチャンスがあったりなかったりします。

 

 

-《ラッキー・ダーツ》

運ゲーの権化その2

この構築だと結構外してしまうのですが、コストも軽く手札が1枚減る以外の損失が無いため完全に打ち得。30 %10万円が当たる1万円の宝くじがあったら買いますよね。大体そんなイメージです。

マナに出したいクリーチャーが無い時は控えましょう。

 

-《ロジック・スパーク》

主にダーツを引っ張ってくるためのカード。複数積むと4t目に安定してダーツが打てますが、割と外れることが分かったので枚数は少なめです。手札は減りますがロジックサークルやロストウォーターゲイトで後述の祝えをサーチするのを視野に入れてもいいかもしれません。

 

-《禁時混成王 ドキンダンテ XX

フィニッシャー。相手の行動に対していちいち反応する厄介なやつ。わざわざコストを支払って出てきたクリーチャーをノーコストで破壊するだけでも相手のやる気を削ぐだろうということは想像に難くありません。

先に出ているクリーチャーは死角になりやすいですが、単体で使っても一時的に効果を無力化できますし、シルキード砲から出した場合は擬似ロック性能が跳ね上がります。

 

-《天災 デドダム》

ネバーやホーガンブラスターに繋ぐカード。

マナに置きたいカードと手札に加えたいカードがはっきりしているので、こういうコンボデッキでは重宝します。

 

-《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》

星龍の記憶とホーガンブラスターを足して2で割ってSTを差し引いたような呪文。

コスト制限はあるものの、マニフェストやドルファディロム、ネオンジオングと獰猛なる大地にアクセスできるので決まりやすいダーツだと思ってください。あれ、ダメじゃね?

さらに外してもST付加でアグロを牽制でき、次のターンのマニフェスト召喚にも繋がります。

 

-《「祝え!この物語の終幕を!」》

ネバーと同様、マニフェストを手札から踏み倒せる呪文。

ネバーの2枚目以降に近い使用感ですが、ビビッドローでワンテンポ早くマニフェストを動かしたり、SA付加もサッとフィニッシュする時に役立ったり何かと便利です。

 

-《ドレミ団の光魂Go!

ホーガン、ナウオアネバーの他にもう1枚だけSトリガーを積みたいと思った時に白羽の矢が立ったカード。

手札にホーガンブラスターがあったのにそのまま殴り切られてしまった、、、みたいなことを減らします。踏み倒しの方を使う機会が多いですが、全タップも唱えられる呪文に幅があった方がドキンダンテの隙を無くせるので有用です。

 

-《龍風混成 ザーディクリカ》

ガチャを再抽選できるスキップ枠マニフェスト5枚目感覚での採用です。

ただの通過点ではなく、場に残って継続的なアドバンテージを生み出すのが強みです。

 

-《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》

ブースト兼回収。

ブーストとしてはデドダムの方が圧倒的に強いのですが、デドダムを増やし過ぎるとダーツの外れが増えてしまうのでこちらも採用。

とはいえ、回収カードは1枚あるだけで後半で必要なカードを引っ張れるのでこちらも便利なのには変わりません。また、クリーチャー面も押し付け度は強く無いものの早い段階で出せたら、多くの即死パターンを回避できます。

 

-《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》

-《砕慄接続 グレイトフル・ベン》

-《聖魔連結王 ドルファディロム》

ディスペクターズ。すごく大きいです。

それぞれ対応する踏み倒しも刺さる場面も異なりますが、結局のところシルキード砲で出せたならペースはこちら寄りになるので難しく考えなくてもOKです。

 

◇今後の展望

今年いっぱい大型クリーチャーや大型呪文は多くなるでしょうから、必然的に選択肢が広がることが予想できるので強化していくのは容易でしょう。

どちらかといえば、殿堂入りで弱体化する方が怖いですね、、、。あとはどうしようもないメタカードの登場とか(仕方ないとはいえ)も勘弁してほしいものです。

 

◇参考文献

(1) のまろか. ❝ドキンダンテ単体考察から導き出した僕の答え"シルキード砲ドキンダンテ"使用レポート❞.  note. 2021-6-6.  <https://note.com/nomaloca/n/n1315358f3e10> . (参照:2021-6-15)

 

 

以上『マニフェストXXII』でした。