クソデッキ Part45『Re:超越転霊』
(♪『過ぎる春の』/ Lamp)
どうも、ジョレです。
今回は超越男を使ったデッキの紹介です。
超越男使ったデッキはこれで3回目なんでめちゃくちゃ打率高いですね。
◇構築
『超越転霊ReVo』
4 x 奇怪な鬼祭
4 x 生魂転霊
4 x 雪溶の鎖/堕牛の一撃
4 x 鬼寄せの術
1 x 次元の霊峰
4 x ギガントフシギダケ
1 x 「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏
1 x 鬼札の伝説
4 x 不死樹の伝説
4 x 超越男
1 x 飛べ!イカロソくん
3 x 百鬼の邪王門
1 x ボルシャック・サイバーエクス
4 x 勝熱百覇 モモキングReVo
◇概要
超越男に生魂転霊を打って大量ブーストするコンボを軸に戦うデッキです。
このコンボ自体は以前から知られていましたが、十王編でついに登場したタップインしない多色カードの伝説サイクルと1コストシールド回収呪文の鬼祭により、Sバック成功率は維持しつつ、超越+転霊のコンボ始動を従来よりも早い2ターン目に行えるようになりました。
◇流れ
1.鬼祭または鬼寄せでシールドを手札へ。
2.超越男をSバックで出す。
3.生魂転霊を超越男に打ち、エスケープでば残しつつ、5ブースト。
4.超越男でシールドをブレイクし、貯めたマナでモモキングReVoをキリフダッシュ。
5.キリフダッシュReVoで追加のモモキングReVoを回収し、アンタップ。これを繰り返しダイレクトまで行う。
・ポイント
SB+転霊の動き自体は合計3コストであるため最速は2t始動となる。しかし、パーツが揃っていない場合は無理にシールド回収を連発せず、トップから超越男を引くくらいの余裕を持つこと。
◇各カード解説
-《超越男》
またしてもクソデッキのテーマになってしまったクリーチャー。
キーワード能力が多い上にどれも地味に有用なので普段使わない人はテキストをよく読んでから使いましょう。 ただの能力の読み上げですが詳しくない人も多いと思うので能力別で一応解説しますね。
>Sトリガー:ほかのSTクリーチャーとほぼ同様の使用感。損失ゼロで出せる手段。
>Sバック:相手のブレイクに対して出す以外にもシールド回収との併用で能動的に召喚するために使う。使用頻度の多いメイン能力。
>Nストライク:場に残らないがロストプリズムで手札を入れ替えたり、ガードマンでクリーチャーを守ったりする場合に使う。シールドに転霊が入っている読みで出してもよい。
>スレイヤー:攻める時にも守るときにも発動し、最低1:1を狙えるのが強力。メイン能力。
>エスケープ:場持ち◎。ガイラオウやボルドギ単体くらいなら貫通するのでフィニッシュ時にも有用。ただの耐性運用だけでなく転霊や堕牛で疑似ドローソースにもなるメイン能力。
>パワーアタッカー:スレイヤーが優秀なのであまり目立たない。小型は殴り返せる程度の認識でOK。
>ハンティング:自身もハンター数に含めるので常にバトル時に+1000される。PA同様、小型とのバトルにちょっと強い程度の認識でOK(こちらは攻撃時以外にも適用)。ただし、強制なのに忘れやすい能力なので注意が必要。特に邪王門から出したときにミクセルと相討ちにしてシールドゴーを発動させたくなることがあるが、この能力のためできないことは頭に入れておきたい。
>シールドゴー:邪王門バトルにより破壊してシールドを増やすといった使い方がメイン。なお、シールドへ置く効果はトリガーなので邪王門を複数枚唱えた時に鬼エンドを邪魔せず(効果使用順によっては2枚目以降をステイすることも可能)、シールドから離れる時の効果は置換なので他の超越男のエスケープ使用時に無視して手札に加えることができる。
>ガードマン:マッハファイターによる盤面処理を止める時に有用。スレイヤー、Nストライクとの相乗効果で連鎖的に場を殲滅されるのを防げる。
>ロストプリズム:構築が構築なのでほぼキャントリップとして運用できる。様々なタイミングでコストを支払わずに使えるカードにこの能力が付いているのはちょっとすごい。いや、本当にすごいんだぞ。今回は邪王門を引き込むという明確な目的をもってロストプリズムを使えるため、より評価を上げた形になっている。稀にこれのせいでギャイヤとか黒豆に引っかかって出せなくなることがある、、、
>ダイナモ:バトル時に別の超越男からパワーとスレイヤーを渡して、返り討ちにする場合に使用する。※参考 簡易P計算表*1
超越男が2体並んでいるバトル時にのみ使用可能になる性質上、おそらく使用頻度が最も少ない能力。最近はスター進化やEXライフのため有限除去耐性持ちも多いので、二重スレイヤーが以前より活躍できる場面は増えているかもしれない。
-《生魂転霊》
超越男の冗談みたいな性質をうまくメリットに変換できる良カード。
デドダムが手札を減らさないブーストとして優秀であることからも分かるように、大量ブーストだけでなく破壊をエスケープで変換して手札補充ができるのが本当に偉い。
なぜかSTも付いているため不用意に攻撃してきた相手に対して、超越男のSBやNSと合わせて盤面0から5ブーストを決めることも可能です。
なお、今回は雪解けの鎖やギガントフシギダケの採用で超越男以外にも使うシーンがあるので覚えておきましょう。
-《勝熱百覇 モモキングReVo》
-《飛べ!イカロソくん》
-《ボルシャック・サイバーエクス》
今回のフィニッシャー。
実は8マナからゲームに勝利できるカードは意外と少ないのですが、モモキングReVoは複数採用の必要はあるものの、多くの除去STを乗り越えながらダイレクトまで持っていける優秀なフィニッシャーです。
ただし、4枚だけではギリギリ頭数が足りなくなることもあるのでサイバーエクスの革命チェンジで補っています。
また、イカロソくんは仮に超越男が飛ばされてしまった際にワンショットを決めにいける貴重なSAとして採用しています。
-《奇怪な鬼祭》
-《鬼寄せの術》
-《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》
シールド回収要員。
とにかく軽いことがメリットなので超越男が引けたなら積極的に使いましょう。早さは強さです。
ガシャド髑髏は9枚目かつ邪王門対応のクリーチャーとしての採用です。鬼タイム発動は容易なので4打点が役に立つこともあるかもしれません。
なお、鬼寄せはキリフダッシュを軽減するのにも使えるのでマナ管理と合わせて頭の片隅に置いておきましょう。
ところで鬼祭、鬼寄せの登場で前回と全く正反対のカラーリングになったのは本当に面白いですよね。
-《次元の霊峰》
-《雪溶の鎖/堕牛の一撃》
ルーター枠です。
以前ほどではないですが、とにかく超越男が引けなければお話にならないのでこの手のサーチは軽くて便利です。
また、堕牛の一撃はSB着地に成功した超越男に打つことで、いつか流行ったメンヘラリリアングと同じ仕組みで効率の良い手札補充ができます。
-《鬼札の伝説》
-《不死樹の伝説》
多色構築の救世主。
1コストで動くカードが多く、マナカーブに沿った展開もあるため重宝します。
手札から使ってもそれなりにアドバンテージは得られますが、基本的にマナに置くためのカードなので闇雲に増やして枠を圧迫しないように調整する必要はあると思います。
-《百鬼の邪王門》
ガンガンシールドが減っていくので、それをカバーするためのカードです。
シャッフに完封されるだけでなく、とこしえに対しても分が悪いので現環境では要注意。
それらが無ければ無類の受けの強さを発揮でき、例えば超越男が出た場合はスレイヤーによる除去+シールドゴーでのシールド追加によって、サイバーエクスが出た場合はバトルとバウンスor除去によって2体止められます。
-《ギガントフシギダケ》
今回の謎枠。
転霊や堕牛はクリーチャーがいなければ使えないので、超越男が引けなかったパターンでは代わりにこれに打ってデッキを回す役割を持ちます。
超越転霊の5ブーストには敵わないものの、これに前述の呪文を打つことで3ブースト、あるいは1ブースト+2ドローとなり決して悪くない動きができます。
また、邪王門から出た場合は高パワークリーチャーをブロッカーとして止めることもでき、絶妙にデッキと噛み合っているカードといえます。
◇採用候補
アンヤク夜叉:ミクセル焼き屋さん。単色なのが若干引っかかったので一旦不採用にしています。
「是空」の鬼ゲドウ権現:鬼タイムで軽減して出しやすいSAです。邪王門との相性も良さそう。
「影斬」の鬼ドクガン竜:超越男をブロッカーにできたら楽しそう。コンボ後にしか使えなさそうなので採用候補程度にとどまっています。
◇今後の展開
十王編ではシールド関連や多色関連の痒い所に手が届くサポートが登場しました。続く王来編でもそのスタンスが続投されているので相性の良いカードは期待できそうです。
例えば、現状3色レインボーが大量に供給されているので最終的に5色レインボーとそのサポートなんかは出てもおかしくはないのかなと思っています。もっと具体的に言うなら5色専用のアタックチャンスとか、、、。
以上「Re:超越転霊」でした。